失敗② n8nの実行方法を勘違いした

n8nのExecute stepやManual Triggerなど実行方法を勘違いした初心者の失敗を表す画像
そもそもn8nって何?

そもそもn8nって何?

n8n(エヌ・エイト・エヌ)は、いろいろなWebサービスやAIをつないで、作業を自動化できるツールです。

👉ChatGPTは「考えて作る役」。
👉n8nは「決めた流れで自動的に仕事を回す役」。
今回は、この2つを組み合わせてSNS投稿の自動化を目指しました。

たとえば、Googleスプレッドシートの情報を読み込む。その内容をAIに渡す。AIが作った文章を別のサービスに送る。といった流れを、ひとつの仕組みにできます。自分も最初からn8nを知っていたわけではありません。

AI自動化についてChatGPTと相談している中で、「こういう自動化ならn8nが使える」と教えてもらったのがきっかけでした。

なぜn8nを使ったのか

今回やりたかったのは、Googleスプレッドシートに入れた投稿テーマをもとに、AIがSNS投稿文を作る仕組みです。

毎回、テーマを確認して、AIに指示して、文章を作って、結果をスプレッドシートへ戻す。

これを手作業で繰り返すのではなく、できるだけ自動で流れるようにしたい。

そのために、各サービスをつなぐ役割としてn8nを使うことにしました。

ところが、最初に迷ったのは「どうやって動かすの?」

n8nを触り始めて、次につまずいたのが、「そもそも、どうやって実行するのか分からない」という問題でした。

n8nの画面には、

  • Execute step(エグゼキュート・ステップ)
  • Execute workflow(エグゼキュート・ワークフロー)
  • Manual Trigger(マニュアル・トリガー)
  • Schedule Trigger(スケジュール・トリガー)

など、初心者には似たように見える言葉が出てきます。

自分からすると、「全部、動かすためのものじゃないの?」という感覚でした。

ここに、実際のn8n画面を見てもらうと分かりやすいと思います。

n8nの手動実行、時間による自動実行、Execute stepの違いを説明した画面

画像を見ると、手動で動かす方法と、決まった時間に自動で動かす方法

さらに、特定の処理だけを試す方法があることが分かります。

でも、最初の自分には、この違いがよく分かっていませんでした。


「動いたからOK」ではなかった

テスト中にボタンを押すと、処理はちゃんと動きました。

だから最初は、「よし、できた」と思っていました。

ところが、「これ、本番でも自動で動くのか?」と考えたところで、また分からなくなりました。

自分がやっていたのは、あくまで手動でのテスト実行だったからです。

ここで初めて、「動く」と「自動で動く」は別物だと理解しました。


Manual Triggerは本番運用ではなかった

Manual Triggerは、その名前の通り、手動で処理を始めるためのものです。

テストするときには便利です。

でも、自動投稿を目指しているのに、毎回自分でボタンを押していたら自動化ではありません。

ここで初めて、「テスト用の実行」と「決まった時間に自動で動く本番運用」は別物だと理解しました。


初心者には同じ「実行」に見える

詳しい人からすれば、「そんなの当たり前」かもしれません。

でも初心者からすると、どれも「動かすためのボタン」に見えます。

しかも、画面上ではちゃんと処理が成功する。

だから余計に混乱します。


自動化で大事なのは「誰がスタートするか」

今回の失敗で学んだのは、自動化では、「処理内容」だけでなく「何をきっかけに動くのか」が重要だということです。

たとえば、

  • 自分がボタンを押す
  • 毎朝9時になる
  • Googleスプレッドシートに行が追加される
  • フォームに入力される

こういったものが、処理を始めるきっかけになります。

自動化を考えるときは、「誰が、いつ、何をきっかけにスタートさせるのか」まで考えないといけません。


本番では時間指定へ

今回作ろうとしているSNS投稿では、毎日決まった時間に自動で動かしたい。

そこで最終的には、スケジュール実行を使うことにしました。

これで、「自分がボタンを押さなくても動く」という、本来やりたかった自動化に近づきます。


今回の教訓

初心者がn8nを触るときは、「このボタンを押したら動いた」で終わらせず、これはテストなのか、本番なのか

を必ず確認した方がいいです。

自動化では、「動く」と「自動で動く」は別物です。


次回は「IDを適当に決めた話」

次に出てきた問題は、Googleスプレッドシートのデータを管理するためのIDでした。

最初は、とにかく重複しなければいいだろうと思って設定しました。

ところが、出来上がったIDを見て「長っ!」となります。

次回は、ID設計を適当に決めると後で見づらくなるという失敗を書きます。

↓ 次の記事 ↓

n8nとGoogleスプレッドシートでIDを適当に決めて管理しづらくなった失敗を表す画像

この記事を書いた人

ma+(エムエープラス)
代表・三好 進

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